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100年の時を経て 歴史を紡ぐ絵本を出版したい

埼玉県秩父地方に堂々とそびえ立つシンボル『武甲山』。

神様のこもる山として崇められ、その昔、神輿祭りが代々執り行われていた。

武甲山を敬う気持ちを寄せて、当時 横瀬村をはじめ地域住民による寄付金で、祭りは成り立っていた。

しかし、大正12年(1923年) 関東大震災以後、祭りは中止されたまま行われていない。

被災地を救いたいという想いから、祭りの寄付金を全て、復興を支援するために送ったのがきっかけである。

途絶え忘れ去られた伝統行事。

この出来事を風化させないために、プロジェクトが立ち上がった。

武甲山の守り人である守屋さんが、同士を集めて活動を始めた。

祭りが途絶えてから、ちょうど100年になる2023年。

その年を記念して、絵本を制作し出版するという。

かつて武甲山に祭りがあったこと。

地元の人々の優しさにより、その祭りが途絶えたこと。

この物語を親しみある絵本に記して、皆に広く伝え知ってもらいたい。

その一心で、同士とチームを結成し、調査や企画、支援金集めを行っている。

秩父の産業を見守る武甲山

秩父地方の多くを占める山地から得られる樹木は、かつて建材として荒川を通じて下流域へ送られ、林業をもたらした。

また、稲作に不向きな地形が多く、古くから養蚕業を行ってきた。

生糸生産は江戸時代になると秩父に多くの繁栄と文化をもたらし、明治時代以降には織物業も盛んになっていった。

更に大正時代には、武甲山から採取した石灰石によるセメント産業が起こり、平成時代まで続く基幹産業へと発展した。

現在では、雄大な自然景観を楽しむための観光業が強化されている。

武甲山は、この全ての産業に関わり、秩父地方を支える重要な存在である。

資金の使い道

頂いた寄付金は、武甲山の祭りをテーマにした絵本の制作・出版をするために活用させていただきます。

皆さまの応援のもと、武甲山の祭りをはじめ秩父地方の文化と歴史を、次の世代へ継承してまいります。