薪をくべる

移住のカリスマ 代々木原シゲルさん

新しい挑戦を燃料に 自分をおこせる場

池袋から東武東上線に乗って70分。小川町駅から歩いて10分ほどの場所に、空き家をリノベーションしたシェアキッチン兼シェアハウス「薪をくべる」があります。
オーナーである代々木原シゲルさん(以下、シゲルさん)は、訪れる人それぞれの「新しい挑戦を燃料」に、エネルギーが交わる場所となるようにと思いを込めて「薪をくべる」と名付けました。アコースティックギターで名をはせた音楽家シゲルさんは、小川町で「自分をおこせる」場づくりに挑戦しています。

野外フェスで地域活性

1984年に静岡県静岡市で生まれたシゲルさんは、全国各地を放浪しながらアコースティックギターのライブ活動を実施し、インディーズ音楽界の異端児として活躍。2010年、ライブハウス全国キャラバン「JAPAN FOLK SPRIT」で、ご当地アーティストを全国に広げる活動を行い、2013年には野外フェス「JAPAN FOLK FESTIVAL」を立上げ、7年間フェスによる地域の活性化に努めました。

仲間たちが集まって地域おこしを試みる

シゲルさんは、野外フェスを通して地域が活性化されていくことを目の当たりにし、「地域おこし」の魅力を感じました。そして、2017年に新たな活動として埼玉県比企郡ときがわ町に移転し、DIY、ケータリング、地域のイベントへの参画など、「地域おこし」として何か出来ることがないか探りました。一時は、小学生たちを見守る学童保育で指導員をしたり、自分の持っている音楽を武器に地域に馴染むため色々なことへチャレンジしたものの、何かシックリこない、そんな日々が続きました。しかし、次第に仲間たちが面白そうだと集まってきたことで、シゲルさんは何かコミュニティーが生まれる場所を作ろうと思うようになり、2019年に「CURRY&NOBLE 強い女」と「ファミリースナック つよいみかた」をオープンしました。

大切に盛り上げる 自分おこしの場所づくり

そして、小川町移住がテレビや各種メディアで注目を浴びる中、シゲルさんは、集まってきている仲間やこれから移住してくる人のことを考え「地域おこし」ではなく、「自分おこし」が出来る場所を作ろうと思い、「薪をくべる」を創設。自分たちの“好き”をたくさん表現して、そこに集まるコミュニティーをまずは大切に盛り上げていこうというコンセプトのもと、シェアキッチン、シェアハウスを運営しています。
そんな、魅力的なシゲルさんに会いにいってみませんか??
これまで、カレー作り、縄文土器作り、棍棒作りなどを行ってきました。
ぜひ下記コミュニティコンテンツを確認してみてください。


薪をくべる

https://www.makiwokuberu.com/

埼玉県比企郡小川町小川87-18