鎌倉で出会う新たな自分 そして旅立ち

 

コミュニティで居場所をみつけ、そこで成長し自分らしく生きる人を、Bremenは応援しています。
今回、デザイナーとして活躍されているMinaHomi Design Workshop代表 “ミナコ”さんをご紹介します。
ミナコさんが成長するきっかけとなった物語をご覧ください。

 

自分と会社のはざまで

ミナコさんは武蔵野美術大学を卒業後、専攻していたデザインの知識を活かしたいと思い、テキスタイルメーカーに入社。
企画部に配属され、2年目にしてデザイン賞をとるなど能力を発揮していました。
しかし、お客様から遠い企画部で仕事をしている中、お客様の声を直接耳にできず、自分のデザインが本当にお客様のためになっているのか悶々としていきます。
次第に、お客様のためになるブランドとは何なのか、それを実現する自分のデザインとは何かを考えるようになっていました。
そんな折、仕事で失敗を重ねてしまいます。
会社からは、企画部(デザインワーク)から出荷部(ルーチンワーク)へ異動を命ぜられました。
自分の能力を発揮できない場へ異動させられ、まるで居場所がなくなった気持ちになってしまいました。

 

鎌倉での出会い

そこへ通勤路に「かまくら駅前蔵書室(通称カマゾウ)」という私設図書室が現れます。
当初ミナコさんはかまくら蔵書室を、勉強できるカフェとして利用していました。
ところがオーナーの鈴木さんと話しているうちに、自分のデザインワークをお客様に体感してもらう発信の場として活用してみたいと思うようになりました。
始めたことはハンコアートのワークショップ。
何もかもが初めてで、準備や集客もよくわからない初心者でしたが、カマゾウ鈴木さんの支援のもと、第1回目のワークショップを開催。
ミナコさんの能力を発揮できる居場所として、ワークショップは成功裏に終わりました。


かまくら駅前蔵書室

新たなつながり、そして決意

ワークショップを開くたび、変化が起きていきます。
カマゾウ会員は、ワークショップ講師やイベントプランナーなど多士済々
鈴木さんの声掛けも手伝って、様々な能力を持った人たちにワークショップへ参加してもらいました。
ワークショップの受講者はハンコアートを学び、講師はワークショップに対するアドバイスを受ける。
いつの間にか単なる受講者と講師という関係だけではなく、ミナコさんを起点した仲間づくりの場になりました。
周りの仲間は温かく見守り、ミナコさんのために何かしたいと思うようになっていきました。
ミナコさんは経験を重ね、次第に自信を深め、あることを決意します。

誰のために、そしてブランド創り

ワークショップを通して、ミナコさんは関わった人すべてが笑顔になるようにしたいと思うようになり、ブランドとして継続して運営していくことを決意しました。
会社に勤めていただけでは気づけなかった、お客様のためになるブランドとは何なのかという問いに対して、答えが見つかったのです。
その想いは、妹のホミさんを始め周囲の方を巻き込み、関わる人へ影響を与え、MinaHomi Design Workshopブランドを築きます。
今までできた仲間とともに、自分らしく生きる楽しみを紡いでいます。
現在では起業家として歩みを続け、2020年 横浜女性起業家COLLECTIONに選出、2021年 ビューティージャパン神奈川でファイナリストに選出されるなど、着実に実績をあげられています。

自分らしさを磨き、周りの人へ波及する。居場所があれば人は輝けます。
Bremenは輝く人が生まれるキッカケを提供してゆきます。

 

MinaHomi Design Workshop
https://www.minahomi.com/

               

 


かまくら駅前蔵書室

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