姉と歩む新しい自分そしてブランド創り
Bremenは地域、世代を超えて、コミュニティで居場所をみつけ、そこで成長し自分らしく生きていく人たちを応援しています。
今回はVol.1で紹介した、*MinaHomi Design Workshop(以下、MinaHomi)のグラフィックデザイナー”ホミ”さんを紹介します。
ホミさんとミナコさんは実の姉妹で、MinaHomiを創設されています。
そんな、ホミさんが成長するきっかけとなった物語をご覧ください。
偶然始めた姉の活動への参画
ホミさんは東京工芸大学を卒業後、都内の印刷会社へDTPオペレーターとして入社。
入社当初ホミさんは姉のミナコさん(以下、姉)のように溌剌としたタイプではなく、どちらかというと裏方に徹する大人しいタイプ。ですが、オペレーターを続けていくにつれて、自分で何かを創りたいという想いが湧き上がってくるようになりました。
そんな折、ホミさんに良くも悪くも転機が訪れます。なんと、勤めていた会社がとある理由でなくなってしまい職を失ってしまったのです。
その頃、ちょうど姉が始めていたかまくら蔵書室でのワークショップの活動。ワークショップ活動は軌道に乗り始めていたものの、姉は一人での活動に限界を感じ、ホミさんにも相談していたタイミングでした。そんな姉を気遣い、お手伝いをしたいと思い、姉の活動に参加し始めました。
姉のお手伝い、そして気づき
転職活動をしながら始めた姉の活動へのお手伝い。はじめは、姉のワークショップのお手伝いがメインでしたが、より多くの人に姉の活動を知ってもらいたいと思い、ホームページ制作、チラシ、レジメづくりを始めます。しかし、大学時代・DTPオペレータの時代で少しは触れていたものの、やはり何かが足りないと思うようになってきました。
次第にホミさんは、姉の活動を通してデザインの仕事を学びたいと思うようになり、転職先としてグラフィックデザインの仕事を選びます。そして、グラフィックデザインの仕事についてからは、文字、行間、スペースを意識するようになり、成果物にも変化を感じられるようになったそうです。
新たな自分の発見、自分への変化
グラフィックデザインへの転職は、ホミさんにとっては転機となりました。
その転機は、MinaHomiのホームページ、印刷物への良い影響だけに留まらず、ホミさん自身の心境にも変化をもたらし、今まで自分がやりたくてもやれなかった、漫画・アニメーション作成を行うきっかけとなっていきます。
裏方に徹していたホミさんでしたが、姉のリードもあって、徐々にMinaHomiのグラフィックデザイナー ホミさんになっている実感を持ち始めていきました。
そして、MinaHomiブランドを世界に羽ばたかせたいと思うようにもなっていきます。
姉とともに歩むブランド創りと自分創り、そして
姉の活動の手伝いをする前までは、人前に立つことや自分を表現することはしなかったホミさん。姉の活動をお手伝いする中で始めたホームページや印刷物づくり、そしてホミさんの自分探し。
姉のためにデザイナーとして成長したいという思いは、MinaHomiブランドをけん引する原動力となりました。そして、ホミさんの創作物は、姉への姉妹愛から、世界にMinaHomiブランドを羽ばたかせることに繋がります。
現在、ホミさんは少しずつ海外の方にも活動を紹介するため、ホームページの英語化に努めています。その努力もあってか、海外からMinaHomiのサイトへのアクセスが徐々に増え、MinaHomiの創作物を購入する件数が増えているとのことです。
世界に羽ばたくMinaHomi、そして姉妹のいる居場所には徐々に人が集まりつつあります。
人を愛し、行動することで、自分も人も変わります。そして、そのような行動ができる居場所が、人の成長を支えています。自分らしさを磨き、周りの人へ波及する。居場所があれば人は輝けます。Bremenは輝く人が生まれるキッカケとその物語を提供していきます。
MinaHomi Design Workshop
https://www.minahomi.com/
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